現代の災害と防災
その実態と変化を見据えて
執筆・編集者:志岐 常正
執筆:池田 碩
執筆:田結庄 良昭
紙版
内容紹介
被災に苦しみ、生活再建をめざしている方々を含み、災害、防災問題に関心のある多くの方々に広く読まれて欲しいと願って。
目次
第1章 現代の「災害」の実態─豪雨災害にみる─《池田碩》
第2章 自然を無視した開発と復興災害─六甲山地周辺の土砂災害および地震による人工造成地災害の例とその教訓─《田結庄良昭》
第3章 自然及び人為的環境変化と災害─京都府下・宇治川流域における例─《紺谷吉弘》
第4章 現代文明災害の典型、原発事故災害とそのリスク─地震、津波に関する盲点問題を中心に《志岐常正》
第5章 東日本大震災からの復興のための防災対策について《上野鉄男》
第6章 原発を巡る裁判のありかた《加納雄二》
第7章 安全で住みよい地域づくりの課題と方向(行政公務員の経験を踏まえて)《中村八郎》
第8章 国土交通省における防災施策と防災責任について考える《浜辺友三郎》
第9章 減災と復興のあり方……大震災に学ぶ《室崎益輝》
第10章 災害が変わってきた、増えてきた これからも日本列島に住むわたし─どうしよう《志岐常正》
付 章 災害論の最近の発展について─災害の認識論、プロセス論、構造論─《奥西一夫》
ISBN:9784780712766
。出版社:本の泉社
。判型:4-6
。ページ数:264ページ
。定価:1600円(本体)
。発行年月日:2016年05月
。発売日:2016年05月18日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS。