功利主義の逆襲
編:若松 良樹
紙版
内容紹介
ロールズ、ドゥオーキンらによる批判の集中砲火のなかで、功利主義は打破されたのか? 気鋭の論者たちが逆襲の狼煙を上げる。
目次
序章 功利主義の逆襲(若松良樹)
第Ⅰ部 反直観論法は成功しているか
第一章 津波てんでんこと災害時における倫理(児玉聡)
第二章 欲求か快楽か、快楽だとしてもどのような快楽か?(米村幸太郎)
第三章 功利主義と優先主義――人格の別個性を切り口に(井上彰)
第Ⅱ部 功利主義の動学
第四章 古典的功利主義における多数と少数(板井広明)
第五章 功利主義教育論の可能性(小松佳代子)
第六章 ミルにおける自由と効用(若松良樹)
第Ⅲ部 功利主義的な統治とは何か
第七章 統治理論としての功利主義(安藤馨)
第八章 応報主義と帰結主義の相剋(?)(安藤馨)
第九章 功利主義と法――統治手段の相互関係(大屋雄裕)
あとがき
索引
ISBN:9784779511899
。出版社:ナカニシヤ出版
。判型:A5
。ページ数:272ページ
。定価:3500円(本体)
。発行年月日:2017年08月
。発売日:2017年08月15日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDTQ。