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概念分析の社会学 2

実践の社会的論理

他編:酒井 泰斗
他編:浦野 茂
他編:前田 泰樹

紙版

内容紹介

知識の社会学のエスノメソドロジー的展開

目次

はじめに………………………………………………………………………………浦野 茂

ナビゲーション1……………………………………………………………………前田泰樹

第1章 「神経多様性」の戦術
     ――自伝における脳と神経――
■浦野 茂

第2章 新しい分類のもとでの連帯
     ――遺伝学的シティズンシップと患者会の活動――
■前田泰樹

第3章 性同一性障害として生きる
     ――「病気」から生き方へ――
■鶴田幸恵

第4章 触法精神障害者と保安処分の対象
■喜多加実代

ナビゲーション2……………………………………………………………………中村和生

第5章 彼女たちの「社会的なものthe social」
     ――世紀転換期アメリカにおけるソーシャルワークの専門職化――
■北田暁大

第6章 生殖補助医療を標準化する
■石井幸夫

第7章 〈誤った生命〉とは誰の生命か
     ――ロングフル・ライフ訴訟の定義から見えるもの――
■加藤秀一

第8章 素朴心理学からDoing sociologyへ
     ――記述の下での理解と動機のレリヴァンス――
■中村和生・森一平・五十嵐素子

ナビゲーション3……………………………………………………………………前田泰樹

第9章 「教示」と結びついた「学習の達成」
     ――行為の基準の視点から――
■五十嵐素子

第10章 授業の秩序化実践と「学級」の概念
■森 一平

第11章 裁判員の知識管理実践についての覚え書き
■小宮友根

ナビゲーション4……………………………………………………………………小宮友根

第12章 想定された行為者
     ――プラン設計におけるユーザー概念使用の分析――
■秋谷直矩

第13章 柔道家たちの予期を可能にするもの      
■海老田大五朗

第14章 観光における「見ること」の組織化
■酒井信一郎

おわりに………………………………………………………………………………酒井泰斗

著者略歴

他編:酒井 泰斗
大阪大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程中退。音楽制作会社を経て現在は金融系企業のシステム部に所属。ルーマン・フォーラム管理人(socio-logic.jp)
他編:浦野 茂
三重県立看護大学看護学部教授
他編:前田 泰樹
一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東海大学准教授。社会学博士。専門分野:理論社会学(相互行為論),医療社会学,社会哲学(概念分析)主な論文・著書:「『私的経験』の理解可能性について -歯科医療場面の相互行為分析-」年報社会学論集、第11号、1998年。「情緒経験の語りとケアの論理 -痴呆に関する問診場面の相互行為分析-」現代社会理論研究、第9号、1999年。「失語であることの生活形式 -言語療法場面の相互行為分析-」東海大学総合教育センター紀要、第22号、2002年。

ISBN:9784779510144
出版社:ナカニシヤ出版
判型:A5
ページ数:326ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2016年04月
発売日:2016年04月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JHB