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国を越えて アジアの芸術

編著:高橋 宏幸

紙版

内容紹介

アジア演劇の歴史と現在
「アジア」の芸術を通して国を越える可能性を有する「活動」を知り、われわれの価値観・芸術観がいかに「西洋」的な規範にのっとっていたかを剔抉し相対化する。演劇や舞台芸術の最前線では「いま」「なに」が行われているのか、さらなる理解を追究する演劇人・研究者による論考。
【目次】
[1]アジア、なぜ?(佐藤信)
[2]流山児★事務所と台湾二十年の交流(流山児祥)
[3]台湾における秦かの子の舞踏の発見(林于竝)
[4]韓国演劇の今(石川樹里)
[5]中国の現代演劇(瀬戸宏)
[6]悠久の中国伝統を受け継ぐ「京劇」(張春祥)
[7]社会の「物語」を紡ぐ場所(滝口健)
[8]タイ演劇『赤鬼』からの二十三年(千徳美穂)
[9]演劇でつなぐコーディリエラ(フィリピン)とアチェ(インドネシア)(花崎攝)
[10]映画を通して見るフィリピン文化(鈴木勉)
[11]アジアで舞台芸術をおこなうこと(宗重博之)
[12]祭祀とトランス(石井達朗)
[13]東アジアにおける日本の「現代」演劇(高橋宏幸)

目次

[1]アジア、なぜ?(佐藤信)
[2]流山児★事務所と台湾二十年の交流(流山児祥)
[3]台湾における秦かの子の舞踏の発見(林于竝)
[4]韓国演劇の今(石川樹里)
[5]中国の現代演劇(瀬戸宏)
[6]悠久の中国伝統を受け継ぐ「京劇」(張春祥)
[7]社会の「物語」を紡ぐ場所(滝口健)
[8]タイ演劇『赤鬼』からの二十三年(千徳美穂)
[9]演劇でつなぐコーディリエラ(フィリピン)とアチェ(インドネシア)(花崎攝)
[10]映画を通して見るフィリピン文化(鈴木勉)
[11]アジアで舞台芸術をおこなうこと(宗重博之)
[12]祭祀とトランス(石井達朗)
[13]東アジアにおける日本の「現代」演劇(高橋宏幸)

著者略歴

編著:高橋 宏幸
(たかはし・ひろゆき)
1978年岐阜県生まれ。演劇批評家。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻准教授。世田谷パブリックシアター「舞台芸術のクリティック」講師。座・高円寺劇場創造アカデミー講師。俳優座カウンシルメンバー。『テアトロ』『図書新聞』などで舞台評を連載。評論に「アゴラからアゴーンへ 平田オリザの位置」「マイノリティの歪な位置 つかこうへい」(『文藝別冊』河出書房新社)、「海のノマドロジー『国性爺合戦』をめぐって」(『舞台芸術』vol.22)「プレ・ アンダーグラウンド演劇と60年安保 武井昭夫と福田善之」(『批評研究』)、「原爆演劇と原発演劇」(『述』)など。Asian Cultural Council フェロー(2013年)、司馬遼太郎記念財団フェロー(第6回)。

ISBN:9784779128035
出版社:彩流社
判型:4-6
ページ数:336ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AT