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親を愛せない子、子を愛せない親たちへ

わたしの親子論

著:窪島 誠一郎

紙版

内容紹介

作家・水上勉を実の父にもつ著者には、
生みの親と育ての親という二組の両親がある。
感受性豊かな著者は、幼少の頃から、
この両親とは別に実の両親がいるのではと感づいていたが、
35歳まで生父母の名も顔も知らずに育ち、
戦後30年以上たってから劇的な再会を果たす。

子にとって、親とは何か。
親にとって子とは?
4人の親の人生をそれぞれ振り返り、
親子の愛憎と葛藤を描くエッセイ。

古市憲寿氏(社会学者)との対談も収録!

親子関係で悩むすべての人へ

目次

内容

1.親という存在

2.養母の章

3.養父の章

4.生母の章

5.生父の章

6.もう一ど、親という存在

7.古市憲寿氏との対談

著者略歴

著:窪島 誠一郎
くぼしま・せいいちろう
1941年、東京生まれ。
印刷工、酒場経営などを経て、
64年、東京世田谷に小劇場の草分け
「キッド・アイラック・アート・ホール」を設立、
また
79年、長野県上田市に
夭折画家のデッサンを展示する
私設美術館「信濃デッサン館」、
97年には、戦没画学生慰霊美術館「無言館」を設立した。
主著:
実父水上勉との再会を綴った『父への手紙』
(筑摩書房、NHKテレビドラマ化)、
『信濃デッサン館日記・Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ』(平凡社)、
『無言館ものがたり』『無言館の青春』(講談社)、
『「無言館」への旅』『高間筆子幻景』『絵をみるヒント』
『父 水上勉』『母ふたり』(以上、白水社)など多数。
受賞:
第四十六回産経児童出版文化賞、
第十四回地方出版文化功労賞、
第七回信毎賞、
第十三回NHK地域放送文化賞を受賞。

ISBN:9784779125393
出版社:彩流社
判型:4-6
ページ数:208ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2019年01月
発売日:2019年01月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DS
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ