冷たき地上
【附】不二樹浩三郎『天の夕顔』を語る
著:不二樹 浩三郎
編:吉田 郷
紙版
内容紹介
中河与一の代表作の一つ『天の夕顔』のモデルであり、
材料の提供者であった不二樹浩三郎が
書き下ろした『冷たき地上』は、
体験した者のみが書ける生涯を賭けた愛の苦悩の姿
そのものである。
中河が一度も訪れたことのない岐阜県山之村を
舞台にできたのは、不二樹の口述があったからである。
終戦後、中河との確執のなかで、自ら書き残した
未発表原稿を甥の吉田郷氏の編集で世に問う問題作。
付録として、朝日新聞記者のインタビューに応えた
『天の夕顔』に対する不二樹の思いを収める。
ISBN:9784779122293
。出版社:彩流社
。判型:4-6
。ページ数:409ページ
。定価:3500円(本体)
。発行年月日:2016年04月
。発売日:2016年04月21日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。