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中欧の現代美術

ポーランド・チェコ・スロヴァキア・ハンガリー

著:加須屋 明子
著:井口 壽乃
著:宮崎 淳史

紙版

内容紹介

日本での紹介が不十分な「中欧の現代美術」の世界を解説!
これまでの欧米中心の「現代美術」に新しい解釈を投げかけます!

ポーランド・チェコ・スロヴァキア・ハンガリー4ヵ国の「現代美術」を紹介する美術史研究。
第二次世界大戦後の社会主義リアリズムから、西欧の現代美術の影響を受けつつ、この地域独自の表現を模索した作品、1989年の「ベルリンの壁崩壊」「東欧革命」にともなう新たな表現から、21世紀に至る現代美術の動向まで、豊富な図版とともに解説する。
『中欧のモダンアート』(彩流社、2013)の続編!

◉刊行関連企画◉
国際シンポジウム「中欧の現代美術」開催決定!!

12/6(土)京都芸術センター&12/12(金) 国際交流基金 JFICホール
本書執筆者4名と、中欧諸国(V4+スロベニア、ルーマニア)のキュレーター6名が、各国の現代美術の状況について報告!

著者略歴

著:加須屋 明子
Akiko Kasuya
京都市立芸術大学美術学部准教授。
【著書】
『美術史をつくった女性たち──モダニズムの歩みのなかで』
(共著、勁草書房、2003)、
『アヴァンギャルド宣言──中東欧のモダニズム』
(共訳、三元社、2005)、
『ポーランド学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社、2007)、
『中欧のモダンアート──ポーランド・チェコ・スロヴァキア・
 ハンガリー』(共著、彩流社、2013)、
『ポーランドの前衛美術──生き延びるための「応用ファンタジー」』
(創元社、2014)など。


著:井口 壽乃
Toshino Iguchi
埼玉大学教養学部教授。
著訳書に
『世界の写真家101』(共著、新書館、1997年)、
『バウハウスの写真』(共著、川崎市市民ミュージアム、1997年)、
『写真の歴史』(共訳、美術出版社、1998年)、
『ハンガリー・アヴァンギャルド MAとモホイ=ナジ』
(彩流社、2000年)、
『世界写真史』(共著、美術出版社、2004年)、
『アヴァンギャルド宣言ー中東欧のモダニズム』
(共編著、三元社、2005年)、
『ポーランドの建築・デザイン史  工芸復興からモダニズムへ』
(デイヴィッド・クラウリー 著、井口壽乃、菅靖子 訳、
 彩流社、2006年)、
『中欧のモダンアート ポーランド・チェコ・スロヴァキア・
 ハンガリー』(井口壽乃、加須屋明子 著、彩流社、2013年)、
『中欧の現代美術  ポーランド・チェコ・スロヴァキア・
 ハンガリー』加須屋明子…
著:宮崎 淳史
Atsushi Miyazaki
東京外国語大学大学院博士後期課程満期退学。
【著書】
『アヴァンギャルド宣言──中東欧のモダニズム』
(共著、三元社、2005)。
論文に「両大戦間期チェコにおけるシュルレアリスムの受容
――1920年代後半のインジフ・シュティルスキーによる
グラフィック作品を中心とした技法、主題、絵画空間の比較研究」
『西スラヴ学論集』第13号(2010)、
「両大戦間期チェコのシュルレアリスム美術――
シュティルスキーの作品におけるフレームの効果」
『スラヴ学論集』第17号(2014)など。

ISBN:9784779120664
出版社:彩流社
判型:A5
ページ数:245ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2014年12月
発売日:2014年12月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AGA