日本映画オルタナティヴ
著:阿部 嘉昭
紙版
内容紹介
「作者はどうしてこういうふうに表現したのだろうか?」
通念から離れて独自化する「詩精神」。サブカル分析が「詩性」の発現と
相即する自由な場を形成し、畏怖の念を持って肯定する。
作品構造に分け入ることができたとき、真に対象化できたという
「官能」に近い喜びが待っている。『ゆれる』(西川美和)『LOFT』(黒沢清)
『ストロベリーショートケイクス』(矢崎仁司)
『9.11-8.15 日本心中』(大浦信行)『愛のむきだし』(園子温)
『ウルトラミラクルラブストーリー』(横浜聡子)『あんにょん由美香』(松江哲明)
『八日目の蝉』(成島出)『アベックパンチ』(古澤健)
『半分処女とゼロ男』(佐藤佐吉)『サウダーヂ』(富田克也)『贖罪』(黒沢清)
『311』(森達也、綿井健陽、松林要樹、安岡卓治)
『旧支配者のキャロル』(高橋洋)『先生を流産させる会』(内藤瑛亮)
『闇金ウシジマくん』(山口雅俊)『桐島、部活やめるってよ』(吉田大八)
『I'M FLASH!』(豊田利晃)『アウトレイジ ビヨンド』(北野武)等、
約70もの作品を批評!
ISBN:9784779118371
。出版社:彩流社
。判型:4-6
。ページ数:421ページ
。定価:3000円(本体)
。発行年月日:2012年11月
。発売日:2012年11月08日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATF。