日清戦争から学ぶこと
尖閣諸島領有権問題を考える
著:谷口 光徳
紙版
内容紹介
日本の外交姿勢を明確にすること
国際政治、とりわけ日本の東アジア外交政策見ると、南京事件、従軍慰安婦問題、
靖国神社参拝問題等が中国と韓国から持ち出され、加えて竹島、尖閣諸島における
我国の歴史的領有地への異議申し立てなどがある。ところが、そこでの日本外交の
毅然とした姿勢が見えてこないのは、何故なのだろうか。主権国家の日本が、
いま学ぶべきは「日清戦争」での歴史的外交戦略のように思われてならない。
目次
第一部 日清戦争の原因と背景
日清戦争概論
朝鮮の近代史
開戦直前の朝鮮
支那の情勢
列強の東アジア政策
明治国家の成立
日本の政治情勢
第二部 戦闘準備と経過
日清両国の戦争準備
戦闘の経過
第三部 戦争の終了
講和条約
戦争の結果
戦中・戦後の朝鮮
参考文献一覧