時代のなかの作家たち 5
ジョージ・エリオット
著:ティム・ドリン
訳:廣野 由美子
紙版
内容紹介
「彼女は堂々たる醜い女性で——そのぞっとするような容姿たるや、
爽快なばかりです。……ところが、このすさまじい醜さのなかに、
強力な美しさが具わっていて、ものの数分も経つと、いつのまにかそれに
心を引きつけられる」(ヘンリー・ジェイムズ)
類まれな知性と確固とした倫理観、精緻な心理描写と劇的な展開……。
英国文学史に多大な影響をもたらした作家、ジョージ・エリオットことメアリアン・エヴァンズ。
社会的なセンセーションももたらしたの彼女の生き様と、当時の時代背景を
あますところなく丹念にたどり、作家像とその創作の秘密をいきいきと浮かびあがらせる。
目次
第一章 反逆者・女予言者——ジョージ・エリオットの生涯
第二章 社会構造
第三章 文学的・文化的コンテクスト
第四章 エリオットと社会・政治問題
第五章 エリオットと女性問題
第六章 エリオットと宗教
第七章 エリオットとヴィクトリア朝時代の科学
第八章 ジョージ・エリオットを再コンテクスト化する
——1900 年以降のエリオット
★ジョージ・エリオット年表/参考文献・ウェブサイト・映画とテレビの翻案
ISBN:9784779117053
。出版社:彩流社
。判型:4-6
。ページ数:452ページ
。定価:3800円(本体)
。発行年月日:2013年05月
。発売日:2013年05月23日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。