ポルトガル史
増補新版
著:金七 紀男
紙版
内容紹介
日本と深いつながりのあるポルトガル。その栄光と挫折の歴史は世界史に深く刻まれている。海洋帝国から現代まで、その激動の足跡を辿る本邦初の通史!2003年刊行増補版に、更に「21世紀ポルトガル」(社会民主党バローゾ政権の誕生、イラク派兵、バローゾの欧州委員会委員長就任、ソクラテス社会党政権の成立、リスボン条約、経済成長の減速、妊娠中絶法、日葡修好通商条約、通商航海条約)を増補。
目次
第一章環 境
第二章建国前のポルトガル
第三章 イスラムの半島支配とレコンキスタ
第四章 ポルトガルの建国
第五章 中世王国の確立と危機
第六章 ポルトガル海洋帝国の誕生
第七草 絶対王政の確立
第八章 大西洋帝国の建設
第九章 バロックの時代
第十章 啓蒙専制主義
第十一章 自由主義の勝利
第十二章 共和制の成立
第十三草 サラザール体制の確立
第十四章 現代のポルトガル
補 章 EU加盟とポルトガルの現状
新増補 二一世紀のポルトガル
王朝系図
ポルトガル史略年表
参考文献
索 引