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古式野球

大リーグへの反論

著:佐山 和夫

紙版

内容紹介

「哲学(フィロソフィー)」なきものに継承すべきものなどはない!
WBCで日本が2連覇。決勝の日韓戦は異常な熱気だった。しかし運営主導はMLB。ビジネスとしての「野球」を世界に拡張しようと目論む。だが「野球ビジネス」はいま、金と薬の問題で危機的状況にある。MLBのグローバル化がもたらした弊害だ。他方、米国に「ローカル野球」がある。「野球の原点に帰れ!」の合言葉に「古式野球」が注目されているのだ。「ビジネス化ベースボール」に警鐘を鳴らす男。「野球の哲学」とコミュニティーのリーグ戦まで、もう1つの「野球」を紹介する。

著者略歴

著:佐山 和夫
作家。1936年和歌山県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。日本ペンクラブ、アメリカ野球学会、スポーツ文学会会員。1995年、ホフストラ大学より『日本とベーブ・ルース』でジョゼフ・アストマン賞。1998年、アメリカ野球学会(ニグロ・リーグ)からトウィード・ウェッブ賞等を受賞。主な著書には『史上最高の投手はだれか』(潮出版社、1984)『ベースボールと日本野球』(中央公論社、1998)等多数。

ISBN:9784779114410
出版社:彩流社
判型:4-6
ページ数:212ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2009年07月
発売日:2009年07月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SF