消える「新宿二丁目」
異端文化の花園の命脈を断つのは誰だ?
著:竜 超
紙版
内容紹介
東京メトロ副都心線開通という明るい話題とは裏腹に、「ゲイの街・二丁目」は今や風前の灯火。このような現状を踏まえ、街の黎明期から現在までを徹底検証。住民の同性愛者についても掘りさげる。さらには従来のゲイ関連書の死角となっていた資料を渉猟、著者自身の実体験にもとづいた考察と多角的で独自のアングルからの問題提起を行う。読者がゲイであるかいなかは問題ではない。どちらにしても興味深く読める。「資料性の高さ」と「読み物としてのおもしろさ」の両立を! というわけでまずはとにかく読んでみてください。
目次
(1)拡大する新宿東口繁華街
(2)なぜ新宿二丁目は「ゲイタウン」となり得たか?
(3)「ゲイタウン」とバブル景気
(4)「90年代ゲイブーム」の功罪
(5)21世紀には旧来型「ゲイ文化」の淘汰が始まった!
(6)新宿二丁目が直面するさまざまな脅威
(7)新宿二丁目のサバイバルは可能か?
ISBN:9784779114106
。出版社:彩流社
。判型:4-6
。ページ数:276ページ
。定価:2500円(本体)
。発行年月日:2009年02月
。発売日:2009年02月25日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS。