小松菜と江戸のお鷹狩り
江戸の野菜物語
著:亀井 千歩子
紙版
内容紹介
小松菜は江戸は葛西小松川の特産品だった。地元の「小松菜屋敷」の屋敷守で、民俗学者による小松菜と江戸野菜の案内書。命名者・八代将軍吉宗は鷹狩り好きで、鶴の名所小松川に74回も訪れた。鷹狩りの歴史と幕府が鶴にこだわった“鷹と鶴”の謎にも迫る物語。
目次
●収録目次
まえがき
第一章 小松菜七物語
一、小松菜の名の由来
二、幻の野菜・葛西菜
三、江戸川柳と小松菜
四、小林一茶と小松菜
五、江戸っ子と小松菜
六、正月に小松菜を食べない風習
七、江戸の小松菜が美味だった理由
第二章 江戸のお鷹狩り
一、鷹狩りの歴史
二、徳川時代の鷹狩り
三、鷹将軍・吉宗の登場
四、鶴の吸い物
五、小林一茶と鷹狩りの句
六、鷹狩りあれこれ
第三章 小松菜民俗記
一、青菜の食物史
二、小松菜栽培聞き書き
三、江戸の小松菜、今の小松菜
第四章 江戸東京の野菜めぐり
練馬大根
亀戸大根
足立の水セリ
三河島菜と枝豆
奥戸村の中野甘藍
砂村野菜の促成栽培発祥地
多摩の「のらぼう菜」
ISBN:9784779114076
。出版社:彩流社
。判型:4-6
。ページ数:214ページ
。定価:2200円(本体)
。発行年月日:2008年12月
。発売日:2008年12月10日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WMPF。