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幻冬舎ルネッサンス新書

阿修羅と大仏

著:菊地 章太

紙版

内容紹介

インドで生まれた仏教が、仏像・仏画とともに、さまざまな文化と混ざり合い、極東の島国・日本にたどりつく。仏教発祥の地から西へ、さらに北へ東へと伝播された信仰の軌跡をたどることで、これまで日本人が知らなかった源流からの変遷の過程と最終形としての仏像・仏画の真の姿が見えてくる。奈良の名刹・古寺案内、古仏巡礼の書。

目次

第一章 中宮寺シンクロナイズ半跏思惟像
第二章 當麻寺サンセット浄土曼陀羅
第三章 興福寺フェスタ阿修羅(上)
第四章 興福寺フェスタ阿修羅(下)
第五章 東大寺コスモロジー大仏

著者略歴

著:菊地 章太
1959年横浜市生まれ。筑波大学大学院修了、フランス・トゥールーズ神学大学高等研究院留学。現在、東洋大学教授。文学博士。専攻はカトリック神学、比較宗教史。著書に『神呪経研究』(研文出版)、『弥勒信仰のアジア』(大修館書店)、『儒教・仏教・道教』『道教の世界』(以上、講談社選書メチエ)、『葬儀と日本人』『ユダヤ教 キリスト教 イスラーム』(以上、ちくま新書)、『悪魔という救い』(朝日新書)、『魔女とほうきと黒い猫』(角川ソフィア文庫)ほか多数。

ISBN:9784779061059
出版社:幻冬舎ルネッサンス新社
判型:新書
ページ数:230ページ
定価:778円(本体)
発行年月日:2014年06月
発売日:2014年06月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QRVJ