出版社を探す

レース鳩

知られざるアスリート

著:吉原 謙以知

紙版

内容紹介

近所の公園でもよく見かける鳩たち。彼らは実は、鳩レースで帰れなかったレース鳩たちの子孫なのです。そもそも人間と鳩との関わりは古く、紀元前の昔から鳩は人間の食用となるほかに、伝書鳩といわれるように情報伝達手段として利用されていました。産業革命が起こった18世紀になると鳩は、産業構造の変化に合わせるかのように、新聞社はもちろん商用、軍用などでも大活躍するようになりました。そして、産業革命がイギリスの次に起きたベルギーで、趣味として世界最初の鳩レースが行われたのです。本書は、レース鳩の歴史に始まり、鳩レースの概要やレース事情、またレース鳩の能力やその生態、飼い方についても紹介します。これまであまり知られることのなかったレース鳩について、豊富な写真とともに紹介するわかりやすい入門書。

著者略歴

著:吉原 謙以知
1949年5月6日生。中学2年の時、友人に誘われたことをきっかけに鳩の世界に入る。72年日本大学経済学部卒業後渡欧。ベルギー、オランダの一流鳩舎に師事し、飼料会社、作出ステーションでも研鑚を積む。帰国後、雑誌「鳩友」の編集に携わり、その間ドイツで、レース鳩専門の製薬会社チェビタ社での実習やミュンヘン大学農学部獣医学科での聴講を受ける。75年、鳩専門誌「月刊チャンピオン誌」創刊に加わる。92年より株式会社チャンピオン社代表取締役。

ISBN:9784779010521
出版社:幻冬舎ルネッサンス新社
判型:A5
ページ数:80ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2014年01月
発売日:2014年01月22日