旧約聖書の女たち
異なる12の愛のかたち
著:マイリス・ヤナツイネン
訳:大平 郁子
紙版
内容紹介
旧約聖書に登場する、人類の母・エバからダビデ王の妃・バト・シェバまで十二人の女の物語。彼女たちがたどった数奇な運命は、決して「昔々……」で始まり、「幸せに暮らしました」で終わるような古代のおとぎ話ではない。現代社会の女たちが出合う、恋愛、子育て、仕事などのさまざまな問題に、すでにこの数千年前の中東の地でも同様に女たちは苦しめられていた。十二人の女たちは、それぞれの困難にいかに立ち向かい、苦悩し、乗り越えて行ったのか。これはキリスト教世界にとどまることなく、全世界、全時代の女性の共通の問題でもある。すべての女性がこの十二人の物語を知ることにより、自ら解決の道を模索し、よりよく生きる決意さえも促す気付きの書。
目次
一.エバ――すべての命あるものの母
二.サラ――信仰のゆえに義とされた女
三.リベカ――夫より強い妻
四.レアとラケル―― 一人の男性を巡る二人の女性
五.ミリアム――女預言者にしてフェミニスト
六.ラハブ――娼婦の新たな人生
七.デボラ――戦争に行った女性
八.ルツ―― 人生を変える出会いを経験
九.ハンナ――宗教改革者の母
十.バト・シェバ――貧しい男の唯一の小羊
十一.ゴメル――二度も結納金を払ってもらった女
十二.エステル――命より大きな使命を負う
ISBN:9784779010255
。出版社:幻冬舎ルネッサンス新社
。判型:4-6
。ページ数:324ページ
。定価:1600円(本体)
。発行年月日:2013年11月
。発売日:2013年11月21日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMF。