『新寶島』の光と影
謎のマンガ家・酒井七馬伝
著:中野 晴行
紙版
内容紹介
天才・手塚治虫の影として消えたマンガ家
手塚治虫の単行本デビュー作であり、戦後ストーリーマンガの出発点となった『新寶島』。この作品に原作者として関わりながらも、天才・手塚治虫の影となりマンガ史の表舞台から消えたマンガ家・酒井七馬の半生を追うノンフィクション。手塚の自伝には、『新寶島』後は思わしい仕事もなく、コーラを食事代わりにスタンドの電灯で暖をとり、餓死したとされていた酒井は、マンガや紙芝居、アニメなどで精力的な仕事を続けていた。戦前、戦後のマンガ史とアニメ史のミッシングリンクを追い、日本漫画家協会賞特別賞を受賞した作品の増補改訂版。新たに発見された証言や図版を加えて内容も充実。(書籍/マンガ評論)
ISBN:9784778037314
。出版社:小学館クリエイティブ
。判型:新書
。ページ数:320ページ
。定価:1238円(本体)
。発行年月日:2011年10月
。発売日:2011年10月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA。