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I/OBOOKS

よくわかる世界のサイバー犯罪

フェイクニュース、スパイウェア、個人情報の流出から身を守る

著:御池 鮎樹

紙版

内容紹介

 IT技術の発展に伴いあらゆる分野で電子化・自動化が進む昨今、サイバー犯罪の脅威はますます大きくなっています。

 本書では、「SIMスワップ詐欺」などの実際に起きたサイバー犯罪の経緯や原因などを詳細に解説。
 また、近年急速に拡大している「フェイクニュースの流布」や「AIにコンピューターウィルスを作らせる」といったAIが絡む事件
も取り上げています。
 世界中で広がるサイバー犯罪の現在を知り、自らの身を守りましょう。

目次

■サイバー犯罪ツールとして使われる「ChatGPT」
■「自動運転車」の「LiDAR」が騙される?
■急速に悪化・蔓延する「ディープフェイク」の脅威
■信頼が失墜しつつあるパスワード管理アプリ「LastPass」
■「セキュアブート」を無力化するブートキット「BlackLotus」
■日本でも本格化!恐るべき「SIMスワップ詐欺」
■安全神話を揺るがすMicrosoftクラウドのハッキング事件
■CPUの脆弱性「Downfall」と「Zenbleed」
■現実となりつつある「パスワードのいらない世界」
■新たなエクスプロイトで暗躍していたリーガル・スパイウェア「Pegasus」
■中東地域で猛威を奮う「GPSスプーフィング」
■新たな検閲?中国政府が「AirDrop」をクラック
■スパイネットワーク「Snake」を自爆させたサイバー作戦「MEDUSA」
■ボットネットを無力化した「Operation Duck Hunt」
■ウイルスとセキュリティの歩み

著者略歴

著:御池 鮎樹
1974年 京都生まれ
1997年 大阪大学卒業
関西出身のフリーライター。
パソコン関係を中心に、音楽・歴史などのジャンルに手を広げている。
[主な著書]
今知りたいサイバー犯罪事件簿―セキュリティの「落とし穴」を示す15の事件―
ネットワーク時代の落とし穴
「サイバー危機」の記録
スマートフォン 個人情報が危ない!
セキュリティソフト導入ガイド
はじめてのウイルスセキュリティZERO
迷惑メール撃退マニュアル
はじめてのAVG
はじめてのウイルスバスター2010
はじめてのノートン インターネットセキュリティ2010
マルウエア ―― 情報化社会の破壊者
わかるインターネットセキュリティ
(他多数 工学社より)

ISBN:9784777522750
出版社:工学社
判型:A5
ページ数:176ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2024年04月
発売日:2024年04月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UR