幻想と怪奇15 霊魂の不滅 心霊小説傑作選 15
編:牧原 勝志(幻想と怪奇編集室)
紙版
内容紹介
1848年、ニューヨーク州の小村ハイズヴィルで起きた、少女たちと霊魂との交信――この事件を機に霊能者たちが各地に登場、哲学者や科学者、文学者をも巻き込んで、アメリカとイギリスを中心に心霊ブームを巻き起こした。人が集まれば降霊会が行われ、輪廻転生が語られる。マルクス・エンゲルスの『共産党宣言』やダーウィンの『種の起源』が公刊され、新たな思想に世界中が湧く中、心霊主義も新たな思想として広まっていく……。
本書では、19世紀なかばから20世紀初頭までの、降霊術や輪廻転生などをテーマにした心霊小説を選びました。文豪の知られざる逸品から、パルプ・ファンタシーの埋もれた名作まで、多彩な霊魂の物語を、気鋭の作家陣の書き下ろし共々、お楽しみください。
ISBN:9784775321324
。出版社:新紀元社
。判型:A5
。ページ数:264ページ
。定価:2200円(本体)
。発行年月日:2024年02月
。発売日:2024年02月13日。