はじめに
プロローグ 「もっと元気になれる透析医療」を目指して
「断らない救急」から出発した透析医療
困った! 透析の針を抜いてしまう認知症の患者さん
末期腎不全は生活習慣病の終末像
透析していても90歳まで元気に生きられます
第1章 なぜ腎臓の病気から人工透析になってしまうのでしょうか
腎臓は人体の血液濾過装置
慢性腎臓病(CKD)という新しい腎臓病の捉え方
慢性腎臓病は生活習慣病です
治る可能性のある急性腎不全、治らない慢性腎不全
末期腎不全に起きる尿毒症の症状とは
腎機能の指標、糸球体濾過量とは
腎機能を肩代わりする三つの選択肢
人工透析導入の決断
透析医療の中心は血液透析
東日本大震災で注目された腹膜透析
「PDファースト」という考え方
第2章 安全で快適な透析医療を受けるために
透析が担う腎臓の10分の1の機能
1シャント管理
透析患者さんの第二の心臓・シャント
透析を妨げるシャントトラブル
シャントを健康に保つ「シャント運動」
毎日観察してシャントの異常を早めに発見
健康なシャントは患者さんにも医者にもやさしい
シャントエコーによる管理
「閉塞する前に治療を!」を合い言葉に
2体重管理
体調維持に欠かせない水分管理
目標体重ドライウェイトとは
水分制限のためにまず減塩
定期的にドライウェイトを見直しましょう
第3章 患者さんをもっと元気にする「リハビリと食事」
残りの10分の9を補うもの
1リハビリと透析
透析中のリハビリという画期的な試み
透析患者さんにこそリハビリが必要です
いいことずくめの透析リハビリ
まずは30分座れるようにしましょう
平地の30分ウォーキングがおすすめ
2食事と透析
食事による体調管理を心がけましょう
エネルギーとタンパク質の上手なとり方
水分制限は塩分の制限といっしょに行いましょう
高カリウム血症は命に関わります
リンに注意しましょう
食事療法は患者さんを見て指導します
透析に負担をかけない食生活
第4章 合併症とどう付き合い、克服するか、考えてみましょう
透析患者さんのベースにある生活習慣病は?
糖尿病
高血圧
肥満、脂質異常症
高齢透析患者さんに多い骨粗鬆症、認知症
骨粗鬆症
認知症
腎不全では死なない! 透析患者さんの二大死因
心不全
感染症
重要なインフルエンザの予防
透析患者さんの血管はボロボロ
見落としやすい前立腺がん、腎臓がん、膀胱がん
透析は心の病気(うつ病、不眠)と深い関係があります
心療内科との連携でストレスケア
輸血の際には必ず透析を
困ったときは薬を断ってみましょう
透析患者さんこそ全身管理が必要です
第5章 チーム医療で支える「明るい透析」
透析は「チーム医療」で成り立ちます
チーム医療の柱・家族参加型カンファレンス
大事なことは横の連携とコミュニケーション
チームをつなぐのは、患者さんへの共通の思い
チーム医療がうまくいけば、患者さんは元気になります
重要性を増すメディカルソーシャルワーカー
カラオケと笑いの効能
「あきらめない医療」を目指して
エピローグ これからの透析医療
透析人口は減っても、増える高齢透析患者さん
在宅透析医療への道のり
再生医療という希望
コラム スタッフの声