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君が勇気をくれた

九回裏のフルスイング

著:松尾 健史

紙版

内容紹介

「自分の声に従いたい。
そうしないときっと、後悔だけが残るから……」

全国高等学校野球選手権 神奈川大会 準決勝、
県立南台高校 対 県立相沢高校、
場面は九回裏、ツーアウト二、三塁。
逆転のチャンスが劣勢の南台にめぐってきた!
満席のスタジアム、その視線は一つの白球に注がれていた……。

大会注目のスラッガー岸川勇人、
中学までいじめられっ子だった野上貴志、
野球部キャプテンで補欠の佐藤元気、
岸川勇人の兄・岸川太一、
南台高校野球部OB・岩崎淳一郎、
元高校球児で球審の古賀善雄、

一つの白球を見つめる6人が織りなす
心洗われる成長物語。



【著者からのメッセージ】

年を重ねるごとに時間の経過が早くなっているのではないか、と
感じることがあります。
生意気にも日常を送ることに小慣れてしまっているとき、
新鮮な気づきや刺激、心が震える感動を与えてくれるのは、
僕の場合、決まって目の前にあらわれる「人」です。
周りの誰かの姿に触れるたびに、胸の内側に熱が生まれます。
その熱が僕の人生の動力となります。
人生を一歩前へと進めてくれるのです。
この物語が、ほんのちょっとでも、
読んでいただいたあなたの勇気の足しになったら幸いです。
(「あとがき」より抜粋)

著者略歴

著:松尾 健史
1980年、佐賀県武雄市生まれ。
横浜国立大学卒。
まったく新しい塾の在り方を追求している横浜市の学習塾「聡明舎」で、
中高生の指導にあたっている。

2008年に『I met a boy. 父の日に、バンビ公園で。』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)で作家としての活動を開始。独特のファンタジー自己啓発小説として、注目を浴びる。
続く『ブレイクスルー』(現代書林)では、若者たちの現状突破ストーリーを爽快に描き、幅広い読者層からの支持を得る。
『ブレイクスルー』の出版以降、執筆活動だけでなく、
「一歩踏み出す勇気」をテーマとした講演活動を行うなど活動の幅を広げている。

ISBN:9784774515519
出版社:現代書林
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:1380円(本体)
発行年月日:2016年01月
発売日:2016年01月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ