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黒旗水滸伝 大正地獄篇 四

新装版

著:竹中 労
絵:かわぐち かいじ

紙版

内容紹介

村木源次郎と和田久太郎は戒厳司令官の狙撃に失敗、難波大助は絞首刑。仮出所した甘粕正彦は、妻を伴い官費でフランスから満洲へ渡る。あと77日で大正が終わろうとしていた。太田竜・竹中労の対談と井家上隆幸の解説も収録。

目次

ⅩⅡ 難波大助の復讐

ⅩⅢ 挽歌の季節

ⅩⅣ ギロチン社の人々/エピロオグ

アナキズムの復権 太田竜 VS 竹中労  解説 井家上隆幸

著者略歴

著:竹中 労
1930年、東京生まれ。東京外大露文科除籍後、肉体知的労働の底辺を転々、自由なもの書きとして舞台・映像・音盤とさまざまな分野に表現を試みる。著書、『琉球共和国』『水滸伝/窮民革命のための序説』『無頼と荊冠』『逆桃源行』朝日文庫『美空ひばり』ちくま文庫『断影大杉栄』『ルポライター事始』など多数。1991年死去。
絵:かわぐち かいじ
1948年広島県生まれ。明治大学文学部在学中の68年、「夜が明けたら」(ヤングコミック)でデビュー。アウトローや探偵たちの物語から、スポーツドラマや時代劇まで、壮大な世界観の作品で人気を博す。代表作に「アクター」「沈黙の艦隊」「ジパング」(いずれも講談社漫画賞受賞)や「太陽の黙示録」(小学館漫画賞受賞)があるほか、「バッテリー」「僕はビートルズ」などヒット作多数。

ISBN:9784774404660
出版社:皓星社
判型:A5
ページ数:300ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2012年04月
発売日:2012年04月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB