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次元を超えた探しもの

アルビーのバナナ量子論

著:クリストファー エッジ
訳:横山 和江
絵:ウチダ ヒロコ

紙版

内容紹介

この地球にそっくりだが、細かい点が異なっている世界“パラレルワールド”が無限にあるという。
パソコン、放射線量測定装置、バナナを入れた段ボール箱にもぐりこみ、バナナ量子論のしくみを使って、いくつかのパラレルワールドに行くアルビー少年。
彼がみつけたものは、“自分とそっくり、でも性格がよくなさそうな悪アルビー”、“自分とそっくりなのに、女の子のアルバ”、“いっしょにいて楽しい理想の父さん”、“青みがかった灰色をした第二の月”、“太陽系の九つめの惑星”……。
でも、アルビーがほんとうに探しもとめていたものは、それじゃないんだ。

著者略歴

著:クリストファー エッジ
イギリスのマンチェスターで生まれ育つ。子どものころから作家になるのが夢だった。歴史ミステリーを描いた "Penny Dreadful" シリーズのほか、物語の書き方を指南する "How To Write Your Best Story Ever!"、スリラーものやアクションものなど作品は多岐にわたる。本作は2017年カーネギー賞にノミネートされたほか、イギリス現地での賞に選ばれている。最新作の "The Jamie Drake Equation" は、宇宙飛行士の父親を持つ少年の物語。
訳:横山 和江
埼玉県生まれ。児童書の翻訳のほか、読み聞かせ活動などをおこなっている。訳書に『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』(あすなろ書房)、『わたしの心のなか』(鈴木出版)、『ノラのボクが、家ネコになるまで』(文研出版)、『14番目の金魚』(講談社)、『サンタの最後のおくりもの』(徳間書店)、「クマさんのおことわり」シリーズ(岩崎書店)、「サラとダックン」シリーズ(金の星社)など。20周年を迎えた「やまねこ翻訳クラブ」会員。

ISBN:9784774326955
出版社:くもん出版
判型:4-6
ページ数:264ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2017年10月
発売日:2017年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB