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中原佑介美術批評 選集 3

前衛のゆくえ

アンデパンダン展の時代とナンセンスの美学

他著:中原 佑介
他著:北川 フラム
他著:池田 修

紙版

内容紹介

[中原佑介美術批評選集第3巻]
中原佑介が、前衛の荒野をすすむ。

「ラディカルな精神、希有な知性の全貌が私たちに前に明らかになっていく。」(建畠晢)



1960年代、大きな転換期を迎えた日本の前衛美術。次々と新しい動向が生まれ、美術批評も活性化し多くの論争が勃発した。新聞連載、読売アンデパンダン展をめぐる言説、影論争、ポップ・アート論争、中原の思想の根幹を成す「ナンセンスの美学」についての文章を集め、激動の時代に生きた批評の姿を浮かび上がらせる。

著者略歴

他著:中原 佑介
1931年8月22日、兵庫県神戸市に生まれる。本名・江戸頌昌(えどのぶよし)。神戸市立成徳国民学校、兵庫県立神戸第一中学校を経て、1948年、旧制第三高等学校理科に入学。学制改革に伴い、翌年京都大学(新制)理学部に入学する。1953年同物理学科を卒業、同大学院理学研究科に進学し、湯川秀樹研究室で理論物理学を専攻した。1955年、修士論文と並行して書いた「創造のための批評」が、美術出版社主催第二回美術評論募集第一席に入選したのを機に美術批評の道に進む。1970年に第10回日本国際美術展(東京ビエンナーレ)「人間と物質」のコミッショナー、1976年と1978年にヴェネツィア・ビエンナーレのコミッショナーを務めるなど、数多くの展覧会の企画に携わり国際的に活躍。2000年からは、越後妻有アートトリエンナーレのアートアドバイザーを務めた。京都精華大学学長、水戸芸術館美術部門芸術総監督、兵庫県立美術館長、美術評論家連盟会長などを歴任。2011年3月3日、79歳で死去。



主な編著書:『ナンセンスの美学』現代思潮社、1962年/『現代彫刻』角川書…

ISBN:9784773812107
出版社:現代企画室+BankART出版
判型:B5変
ページ数:312ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2012年05月
発売日:2012年05月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ABA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WF