マルクス=エンゲルス素描
著:エルネスト・チェ・ゲバラ
訳・解説:太田 昌国
紙版
内容紹介
あのゲバラが、マルクス=エンゲルスの簡潔な伝記を書き遺していた! キューバ革命後、キューバ経済の舵取りをした経験から経済学への関心を深めていたゲバラ。その後、コンゴからボリビアへと闘いの場を移していく最中、時間を見つけてはマルクス=エンゲルス研究のためのノートを書きためていた。「マルクスは、共感能力が世界じゅうで苦しむ人びと全体に及んでいるような人間的な人物で、真剣なる闘争と、揺るぎない楽観主義のメッセージを携えていたが、歴史によって歪曲され、石のごとき偶像とされてしまった」と語るゲバラ。今この時代に私たちは、マルクス=エンゲルスの、そしてゲバラの遺産から、何を引き継ぐことができるのだろうか。
ISBN:9784773810097
。出版社:現代企画室
。判型:4-6変
。ページ数:116ページ
。定価:1000円(本体)
。発行年月日:2010年06月
。発売日:2010年06月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。