著者略歴
著:板倉 聖宣
1930年 東京の下町に職人の子として生まれる。
1953年 東京大学教養学部教養学科,科学史科学哲学分科卒業。
1958年 東京大学大学院数物系研究科物理学課程博士コースを修了,物理学史の研究によって理学博士となる。
1959年 国立教育研究所(現国立教育政策研究所)に勤務。
1963年 科学教育の内容と方法を革新する仮説実験授業を提唱。
1983年 編集代表として月刊誌『たのしい授業』(仮説社)を創刊。
1995年 国立教育研究所を定年退職し,「(私立)板倉研究室」を設立。
研究の範囲は多様で,世界や日本の科学史の研究,物理教育を中心とした科学教育の研究のほか,歴史教育を中心とした社会の科学とその教育の研究もすすめ、多くの著書を著している。科学者の伝記や科学読物にも定評がある。また芸術やスポーツを楽しむように科学を楽しもうという「サイエンスシアター」を企画,科学の楽しさを広める運動を展開している。
〔主な著作〕『科学と方法』『科学と仮説』(季節社),『仮説実験授業』『模倣の時代(上・下)』『原子論の歴史…