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ぼくたちクルド人

日本で生まれても、住み続けられないのはなぜ?

著:野村昌二

紙版

内容紹介

在日クルド人の子どもたちの夢は、どこへいく?

今、日本には約2000人のクルド人がいると言われている。そのほとんどが主にトルコでの迫害や弾圧を逃れてやってきた人々だ。彼らは「非正規滞在者」としてしか暮らすことができないため、就労や就学、日々の移動すら制限された暮らしを送っている。クルド人の子どもたちやその家族は、どんな夢や困難を抱え、日本で暮らしているのだろうか? 中学生から読める、ヤングアダルト・ノンフィクション。

目次

第1章 在留資格をください
第2章 国家なき悲劇の民族
第3章 一度だけの国家樹立
第4章 ワラビスタンに暮らすクルド人たち
第5章 11歳のハッサンが日本にやってきた
第6章 「難民鎖国」ニッポン
第7章 入管に収容されたクルド人
第8章 仮放免では生きていけない
第9章 クルド人の子どもたちの夢はどこにいくのか?
第10章 ハッサンの夢は叶うのか

著者略歴

著:野村昌二
1964年、広島県生まれ。英文誌の出版社、ノンフィクションライターなどを経て、2010年からニュース週刊誌「AERA」(朝日新聞出版)記者。2011年の東日本大震災では現地で取材をする。難民、入管問題、格差、貧困、マイノリティの問題を中心に執筆。

ISBN:9784772615150
出版社:合同出版
判型:A5
ページ数:160ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2022年11月
発売日:2022年11月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LB