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話せない私研究

大人になってわかった場面緘黙との付き合い方

著:モリナガ アメ
解説:高木 潤野

紙版

内容紹介

子どもの頃急に学校でしゃべれなくなってしまった著者の体験を描いた
『かんもくって何なの!?』の続編。

著者が場面緘黙を知ってから、自分の不安さや苦手なところ・得意なところを理解し
生活にあてはめていくまでを描きました。

話せないとはどういうことか、言葉がとっさに出てこないのはなぜなのか、
緘黙以外の自分はどんな形をしているのか・・
じっくり自分と向き合って、コミュニケーションや働き方をシフトチェンジ
していくまでのコミックエッセイ。

目次

プロローグ
第1話 詰んで始まる もくじ第2話 普通をやめてみる
第3話 怒ってみる
第4話 環境も大事
第5話 職場環境で良かったこと
第6話 自分でやってみたこと
第7話 油断は禁物
第8話 新しい出会いと発見
第9話 「普通にならなければ」との戦い第 10 話 伝える事を諦めない
第 11 話 病院に行こう!
第 12 話 カウンセリングに行こう
第 13 話 話せない日々を抜け出た私

著者略歴

著:モリナガ アメ
幼稚園入園を機に「話せない子」になる。その後克服するべく奮闘するが、家庭の問題や運の無さもあり、なかなか上手くいかず、つまずきまくりの人生を送る事に。19歳頃に自信をつけるため始めた同人活動にのめり込み、活動の中で出会った人達との交流をきっかけに少しずつ立ち直る。20代後半になり、改めて自分や家族と向き合おうと色々調べていた所、偶然昔の自分が「場面緘黙症」だった事を知り衝撃を受ける。著書に『かんもくって何なの!?』(合同出版、2019)がある。
解説:高木 潤野
長野大学社会福祉学部准教授。東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)・臨床発達心理士。専門は言語・コミュニケーション障害。
東京都立養護学校自立活動(言語障害教育)専任教諭、小学校ことばの教室、東京学芸大学非常勤講師、等を経て現職。場面緘黙研究の傍ら、地域の自治体の教育支援委員会や発達相談に携わる。日本緘黙研究会事務局長(2013年度~)。

ISBN:9784772614375
出版社:合同出版
判型:A5
ページ数:244ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年11月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VF