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ぼくの村がゾウに襲われるわけ。

野生動物と共存するってどんなこと?

著:岩井雪乃

紙版

内容紹介

あたりが暗くなるとゾウが村にやってきます。
メシャキくんのお父さんは、作物を守るために、たき火を焚いて、毛布にくるまりながら、見張りをします。
メシャキくんは、ゾウの足音がきこえると、お父さんがゾウに襲われてけがをしないか、殺されてしまわないか心配で眠ることができません。

目次

第1章 大草原・子どもたちの村がゾウに襲われる
第2章 草原の村を追い出された人びと
第3章 密猟者の村といわれたが……  伝説の象牙と生きているイコマ民族
第4章 村びとが大草原から追い出され「野生の王国」が誕生したわけ
第5章 「自然保護」によって土地を奪われる先住民たち
第6章 動物を保護しながら、人びとの暮らしを守るには?
第7章 ゾウとの共存をめざす村びとたち
第8章 わたしたちにできること

著者略歴

著:岩井雪乃
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター准教授。特定非営利活動法人アフリック・アフリカ理事。
神奈川県生まれ。東京農工大学農学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科単位取得退学。博士(人間・環境学)。大学を卒業後、青年海外協力隊員としてタンザニアに赴任。以来、「アフリカゾウと住民の共生」をテーマに研究・ボランティア活動を展開中。自然保護政策に翻弄されながらも、たくましく柔軟に生きる人びとに魅了されている。

ISBN:9784772613163
出版社:合同出版
判型:A5
ページ数:136ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2017年06月
発売日:2017年06月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PSVM