出版社を探す

ミルトン・エリクソン/アメリカン・ヒーラー

編:ベティ・アリス・エリクソン
編:ブラッドフォード・キーニー
他訳:横井 勝美

紙版

内容紹介

心理療法に革命を起こし、今なお大きな影響を与え続けているミルトン・エリクソン。
優れた催眠療法家、精神科医、研究者としてだけでなく、家庭人としてもすばらしい夫、父親であり、そのヒーラーとしてのカリスマ的な魅力は多くの人を惹きつけてやまない。

本書では、エリクソンの知られざる面を、妻のエリザベスや本書の編者であるベティ・アリスら家族と、ロッシ、ランクトン、ショート、ギリガンら多くの関係者の証言で明らかにし、エリクソンが本物のヒーラーであったことを証明している。

エリクソンの人生の記録資料とも言える若き日のカヌー旅行の日記や家族との手紙からオルダス・ハクスリーとのトランスについての共同研究や臨床面接のデモンストレーションの記録まで収載された、まさにエリクソンの仕事と人物像をトータルに理解するために欠かせない一冊となっている。
自ら多難な人生の地平を切り開いたエリクソンを知ることで、ますます多くの人たちが、エリクソンに、催眠療法に親しみが持てるようになることであろう。

目次

はじめに エリザベス・ムーア・エリクソン夫人
まえがき ブラッドフォード・キーニー

第一章 アメリカン・ヒーラー ベティ・アリス・エリクソン
第二章 父の思い出 ロクサーヌ・エリクソン・クライン
第三章 さらなる思い出話 アラン・エリクソン
第四章 おじいちゃんの手紙
第五章 カヌー日記と写真アルバム
第六章 臨床ケース
第七章 さまざまな意識状態の性質と特徴に関するオルダス・ハクスリーとの特別調査
ミルトン・エリクソン
第八章 ヒーラーとしてのエリクソン―友人や同僚による回想
サンドラ・シルベスター/ジム・ヒルズ/カール・ハマーシュラグ/エドウィン・ドラディング/アーネスト・ローレンス・ロッシ/レオナルド・D・ジング/スティーブン・ランクトン/ダン・ショート/テレサ・ロブレス/ジョン・O・ベアーズ/アリダ・イオスト・ピーターとブルクハルト・ピーター/フィルとノーマ・バレッタ/C・アレクサンダー・シンプキンスとアネレン・シンプキンス/ミッシェル・リッターマン/ロナルド・H・ボイル/リック・ランディス/エリック・グリーンリーフ/スティーブン・ギリガン

おわりに ベティ・アリス・エリクソン
訳者あとがき 横井勝美
参考資料

ISBN:9784772418638
出版社:金剛出版
判型:A5
ページ数:358ページ
定価:5200円(本体)
発行年月日:2021年12月
発売日:2021年12月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB