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働きがいのある会社とは何か

「働きがい理論」の発見

他訳:斎藤 智文
他訳:伊藤 健市
他訳:岡田 寛史

紙版

内容紹介

どんな企業でも「働きがいのある会社」になれる
数百の会社、数千人を超える社員へのインタビュー調査から「働きがいのある会社」を追究した経営学の歴史的名著の完訳版。『フォーチュン』誌が毎年発表している「最も働きがいのある会社」の選考基準「GPTWモデル」誕生の経緯がここに明かされる。
本書は、どんな企業でも「働きがいのある会社」になれることを証明している。本書から得られる教訓は、CEO、経営・管理層、そして従業員に「働きがいのある会社」を創るためのインスピレーションを与えてくれるはずである。このような努力は、私たちの社会生活を豊かにするだけではない。社会全体がその恩恵を受けることになるのである。                                         (「日本語版のための序文」より)

目次

序 章 働きがいのある会社を求めて
 第Ⅰ部 パズルのピース
第1章 最高の職場の内側──従業員が語ること──
第2章 定義を求めて──働きがいのある会社とは──
 第Ⅱ部 約束したことを実行する
第3章 誠実さを示す──ニューラナーク、パブリックス・スーパーマーケッツ、マリオン・ラボラトリーズ──
第4章 仕事の再設計──ノースウェスタン・ミューチュアル──
第5章 公平性の促進──フェデラル・エクスプレス、ピツニーボウズ、テクトロニクス──
 第Ⅲ部 経営思想が邪魔をする理由
第6章 フレデリック・テイラーの経営思想──科学的管理と職場──
第7章 エルトン・メイヨーの経営思想 ──人間関係運動と職場──
第8章 ピーター・ドラッカーの経営思想──プロフェッショナル・マネジャーと職場──
第9章 トム・ピーターズの経営思想──エクセレント・カンパニーと職場──
 第Ⅳ部 2社のケース・スタディー
第10章 ひどい職場はいい職場になれるのか──プレストン・トラック輸送──
第11章 壊れたロールモデル──ピープル・エキスプレス航空──
 第Ⅴ部 すべてを合わせる
第12章 「ロボット集団」の職場を超えて──「人のための」会社──
第13章 仕事での信頼──商品とギフトの相互作用の違い──
第14章 何がいい職場を創るのか
第15章 ひどい職場を見極める──搾取的な職場から父権主義的な職場まで──
 第Ⅵ部 職場と社会
第16章 経営者の台頭と腐敗──従業員所有へと向かう事例──
第17章 いい会社は成功するのか
第18章 新たな職場倫理の実現に向けて

ISBN:9784771036666
出版社:晃洋書房
判型:菊判
ページ数:224ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2022年10月
発売日:2022年10月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ