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高校生と大学生がともにつくる高大連携授業

ナナメの関係が高校生にどのような影響を与えるのか

著:川合 宏之

紙版

内容紹介

大学生が高校生の授業に参加し,ともに課題に取り組むことで,高校生にどのようなプラスの影響があったのか.
実際に取り組まれた「高大連携授業」の事例検証から,効果的に協同学習を行い,ソーシャル・スキルを向上させる手法として,「大学生を介入させる高大連携」が有効であることを示す.

目次

第Ⅰ部 関連研究の概観と本書の目的
第1章 他者と協調する能力の必要性
第2章 高大連携の理念と取り組み
第Ⅱ部 高大連携授業における協同性に関する実証研究
第3章 高大連携授業における高校生の協同作業認識の予備的研究
第4章 高大連携授業がソーシャル・スキルに及ぼす効果
第5章 地域との関わりが高校生のソーシャル・スキルに及ぼす影響
    ――ソーシャル・キャピタルに着目して――
第6章 高大連携クラスの雰囲気の変化を把握する探索的検討
    ――クラスターによる人数の変化に着目して――
第7章 高大連携授業に参加した高校生に対するインタビュー

 第Ⅲ部 総 括
第8章 学習意欲を促す高大連携授業に向けて
引用文献
関連文献
あとがき
巻末資料
索  引

著者略歴

著:川合 宏之
流通科学大学商学部経営学科准教授。博士(心理学)。専門は高等学校商業教育。関西大学大学院心理学研究科博士課程後期課程修了。兵庫県公立高等学校教諭などを経て、2015年から現職。

ISBN:9784771035331
出版社:晃洋書房
判型:A5
ページ数:150ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNG