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現代カント研究 15

批判哲学がめざしたもの

編:カント研究会
編:千葉 清史
編:山根 雄一郎

紙版

内容紹介

現代カント研究 第15巻!!
表題をめぐり『純粋理性批判』の意義を浮き彫りにする論考、晩年の『宗教論』への展開や未完の『遺稿』に、また同時代思想との対質に注目する論考、著者の応答付き書評二編、最近のカント研究文献目録抄からなる、35年の歴史を刻む「カント研究会」の2021年最新論集。

目次

凡例
Ⅰ 直観と概念―カント理論哲学をめぐる現代の論争について―
Ⅱ カントにおける否定性の問題―欠如の表象可能性をめぐって―
Ⅲ カントの『遺稿』「エーテル演繹」における経験の理論
Ⅳ ア・プリオリな哲学的認識はいかにして可能であるか
Ⅴ カントが描く未来―歴史と宗教と―
Ⅵ 二人の弟子―「ア・プリオリ」をめぐって―

〔書評〕
石田京子著『カント 自律と法 理性批判から法哲学へ』
 杉田孝夫氏の書評への応答
永守伸年著『カント 未成熟な人間のための思想 想像力の哲学』
 高橋克也氏の書評への応答
あとがき
日本におけるカント文献目録
事項・人名・文献索引
欧文梗概
執筆者紹介

ISBN:9784771035249
出版社:晃洋書房
判型:A5
ページ数:186ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2021年11月
発売日:2021年11月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDH
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1DFG
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1DFA