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脱 大日本主義の薦め

監:鳩山 友紀夫
監:木村 朗
編:友愛政治研究会

紙版

内容紹介

本書は日米安保体制と日米合同員会、沖縄の米軍基地問題と日米軍事一体化、朝鮮半島問題などを主に取り上げ、脱大日本主義の構想、特に日本の内と外なる植民地主義の克服、対米自立と東アジア不戦共同体の構築を今後目指すべきあり方・方向性として提示する。

目次

1 国家資本主義が蔓延する中で友愛共和主義を唱える(鳩山 友紀夫)
2 「脱大資本主義」のすゝめ(植草 一秀)
3 「大」と「帝」(髙良 鉄美)
   ――憲法と東アジア・琉球――
4 欧州における危機の根源とは何か(成澤 宗男)
   ――新たな戦争の策動と米・NATOの対ロシア戦略――
5 鮮明になった日本の植民地主義(新垣 毅)
   ――本土国民が沖縄を黙殺することの意味――
6 米朝和平プロセス重大岐路に(菱木 一美)
   ――転換迫られるトランプ外交――
7 安倍内閣と危機に瀕する文民統制(纐纈 厚)
   ――自衛隊加憲論と自衛隊組織改編論に絡めて――
8 植民地責任としての「基地引き取り」(乗松 聡子)
   ――一人の在外日本人の心のジャーニー――
9 植民地主義(コロニアリズム)型国家からの転換(佐々木 寛)
   ――「3・11」後の日本像――
10 日米合同委員会(吉田 敏浩)
   ――日本の主権を侵害する「密約機関」――
11 朝鮮半島和解のダイナミズムと東アジアの平和秩序の構築(木村 朗)

ISBN:9784771033122
出版社:晃洋書房
判型:4-6
ページ数:232ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年03月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JP