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躾は何故必要なのか

教養を高めて子供の質問に正しく答える

著:美馬 佑造

紙版

内容紹介

健やかな自律と自立の心を育てるため、「しつけ」を再考する。

「個人の自由」は義務と責任が伴って初めて認められることを、どれだけの人が賛同するだろうか。近年の日本社会が、競争と躾を忌避する教育や世論を増長させていることに危機感をもち、「躾」の本来的意義を現代に再定義する。

目次

はじめに
第1章 自律しかつ自立する若者へ 

第2章 教養の本来的意義

第3章「しつけ」指導におけるポイント ―― 一般的な対処法での核心 ――
1 生きる目的の確認
2 いうところの、しつけを実行する
3 勉学の習慣化の仕方

第4章 学校での「しつけ」指導
1 一般的な指導方法
2 生徒指導の実際 ―― 問題が生じた時の具体的な指導方法 ――

第5章「しつけ」のための基本的考え方
「しつけ」のための考える力をつける質問
1 行為についての「しつけ」
2 教育論について
補論① 茶髪と入試
3 人間の基本にかかわるもの
4 社会にかかわるもの
5 言葉の意味
6 その他

第6章 マナーの終焉 ―― 他者に先行する自己 ――
補論② ゆとり教育とは
補論③ 小学生の留年をどう思うか
おわりに

ISBN:9784771033047
出版社:晃洋書房
判型:4-6
ページ数:168ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年03月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN