ぼくは旅にでた
増補新装版
または、行きてかえりし物語
著:杉山 亮
紙版
内容紹介
『もしかしたら名探偵』(偕成社刊)など、人気シリーズを数多く生みだす児童書作家・杉山亮さんのエッセイが20年ぶりに復活です。
33歳のある日、妻も子もある著者は、突然、「旅にでたいんだ」と言って1か月間の旅にでる。妻子を置いて、おもちゃ作りの仕事も休んで……。
旅のルールは“徒歩”。自宅のある長瀞から南アルプスを越え高山、金沢、富山、上高地、八ヶ岳をひたすら歩き、夜はテントで眠る。
自分の中にあった“何か”に決着をつけ、その後、大人気ストーリーテラーとなった著者の若き日のひとり旅の全記録。椎名誠の解説を新たに加えた待望の復刊!