内容紹介
第二次世界大戦が勃発したとき、英国を中心としたヨーロッパ諸国、米国、日本など一〇ヵ国の国々に在籍していた一万総トンを超える客船は全世界の商船保有量の約一二パーセントに相当した。これらは、ほぼすべてが徴用船となり、正規艦艇の代用として運用された。そして、およそ三割が戦火が失われたのである。
著者略歴
著:大内 建二
大内建二(おおうち・けんじ) 昭和14年、東京に生まれる。37年、立教大学理学部卒業後、小野田セメント株式会社(後の太平洋セメント株式会社)入社。中央研究所、開発部、札幌支店長、建材事業部長を歴任。平成11年、定年退職。現在、船舶・航空専門誌などで執筆。「もう一つのタイタニック」で第4回海洋文学大賞入賞。主な著書に「海難の世界史」「日本の航空機事故90年」成山堂書店がある。
ISBN:9784769831938
。出版社:潮書房光人新社
。判型:文庫
。ページ数:344ページ
。定価:880円(本体)
。発行年月日:2020年11月
。発売日:2020年11月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JW。