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シリーズ藩物語

大聖寺藩

著:山口 隆治

紙版

内容紹介

加賀藩三代藩主・前田利常の三男・前田利治が寛永16年(1639)に立藩。藩祖・利治の生母が徳川2代将軍・秀忠の娘珠姫であったため、支藩でありながら、特別に「松平」を名乗ることを許されていた。だが、大聖寺藩では、本藩・加賀藩の家臣の子孫たちが藩政を握っていたため、お家騒動に発展した。また、大聖寺新田藩という支藩を作ったことによって藩内が混乱した。その一方、石川県を代表する工芸品九谷焼は、藩祖の前田利治が始めさせたといわれ、山中塗も大聖寺藩を代表する産業であった。また、藩主のなかには能楽や茶道に通じた者もいた。魅力あふれる藩の物語!

著者略歴

著:山口 隆治
昭和23年、石川県加賀市生まれ。
文学博士、現加賀市文化財審議委員会会長。
著書に『加賀藩林野制度の研究』(法政大学出版局)『加賀藩地割制度の研究』『加賀藩山廻役の研究』『白山麓・出作りの研究』(桂書房)など多数。

ISBN:9784768471555
出版社:現代書館
判型:A5変
ページ数:208ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年03月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ-JP-C