作家という生き方 評伝 高橋克彦
著:道又 力
紙版
内容紹介
盛岡在住の作家・高橋克彦。一貫して盛岡に拘り、盛岡で書き続け、推理小説、歴史小説、時代小説、ホラー・SF伝奇小説、エッセィと守備範囲は広い。江戸川乱歩賞(1983年)、吉川英治文学新人賞(1986年)、日本推理作家協会賞(1987年)、直木三十五賞(1992年)、吉川英治文学賞(2000年)、NHK放送文化賞(2002年)、日本ミステリー文学大賞(2012年)、歴史時代作家クラブ賞実績功労賞(2013年)を各受賞。NHK大河ドラマ原作2回[「炎立つ」(1993年)、「北条時宗」(2001年)]。各分野で頂点を極めたといってもよい作家である。彼の秘書を務めている筆者・道又力が高橋の半生を高橋の作品化を引用し高橋の秘蔵写真70枚ほど織り込みながらながら綴った。高橋ファンには垂涎の作品になっている。高橋克彦の全てである。
荒俣宏氏、帯で推薦!
目次
第一章 高校卒業まで――岩手上空のUFO
第二章 作家になるまで――ビートルズとの記念写真
第三章 作家になる――十年書くなと言われて
第四章 直木賞以後――多くの賞に恵まれて
第五章 あの日から――震災が変えた人生
附 高橋克彦全作品