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ドイツ革命

帝国の崩壊からヒトラーの登場まで

著:池田浩士

紙版

内容紹介

第一次世界大戦後、実は、ドイツは世界で最も先進的な民主主義国を目指して、国家の大変革を推進していた。社会格差を解消し、差別を廃止し、国際平和を目指す社会をつくろうと数多くの試みを実行に移し、戦争に傷つき貧困に苦しんでいた人びとを救済しようとしていた。しかし、その変革は破綻し、正反対の国是を掲げるナチスに敗れ去ってしまう。本書では、この未完に終わった理想と残された課題、そして可能性の中にある、現代への教訓を丁寧に導き出し、新しい歴史の見方を提示しています。

著者略歴

著:池田浩士
1940年、滋賀県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。現在、京都大学名誉教授。ドイツ文学、現代文明論、ファシズム文化研究専攻。著書『抵抗者たち』(共和国)、『ヴァイマル憲法とヒトラー』(岩波現代選書)等多数。

ISBN:9784768458464
出版社:現代書館
判型:4-6
ページ数:384ページ
定価:3000円(本体)
発売日:2018年12月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1DFG