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フォー・ビギナーズ

人類学

著:メリル・ウィン・ディビス
絵:ピエロ
他訳:池田光穂

紙版

内容紹介

ひと口では説明できない学問「人類学」を約160点のイラストを添えて徹底解説。人類学の起源はもちろん、その歴史、自然人類学・考古学・言語学との関係などをページごとにわかりやすく解説。フランツ・ボアズ、マリノフスキー、レヴィ=ストロースなど著名な学者の研究も紹介。人名索引やブックリストも充実。初学者でも手に取りやすいガイドブックです。

目次

Ⅰ—人類学概論
Ⅱ―人類学史 Part1
Ⅲ―人類学史 Part2
Ⅳ―人類学の四大領域(自然人類学・考古学・言語学・文化人類学)
Ⅴ―文化人類学のビッグマンと方法
Ⅵ―エコロジーとエコノミー
Ⅶ―婚姻と親族と縁組理論
Ⅷ―法と紛争処理
Ⅸ―宗教とシンボリズム
Ⅹ―芸術と表象
Ⅺ―論争・批判・内省
Ⅻ―トラブルからの脱却

著者略歴

著:メリル・ウィン・ディビス
1948–2021年。ロンドン大学(UCL)で人類学を勉強した後で、ジャーナリズムの世界に転じBBCなどにおいてラジオやテレビなどの放送作品を手がける。著書に『反米の理由:なぜアメリカは嫌われるのか』(ジャーウッディン・サーダとの共著、2003年)、『イスラム:対話と共生のために』(ジャーウッディン・サーダとの共著、2005年)、『ダーウィンと原理主義』(2006年)など。
絵:ピエロ
アルゼンチン・ブエノスアイレスにあるラ・プラタ芸術大学で学部を卒業。ロンドン・ウェストミンスター・カレッジでアニメーションとマルチメディアについて学んだ。英国王立芸術院の「ベストイラストレーター」を1998年と99年に受賞。現在もイラストレーターとして活躍。
他訳:池田光穂
大阪大学COデザインセンター長。専門は医療人類学、科学人類学、先住民社会運動論など。著作に『実践の医療人類学』(世界思想社、2001年)、『看護人類学入門』(文化書房博文社、2010年)、『暴力の政治民族誌』(大阪大学出版会、2020年)、編著に『コンフリクトと移民』(大阪大学出版会、2012年)、『犬からみた人類史』(勉誠出版、2019年)などがある。

ISBN:9784768401095
出版社:現代書館
判型:A5変
ページ数:184ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC