描いてわかる 西洋絵画の教科書
著:ナカムラ クニオ
紙版
内容紹介
その画家になったつもりで、自分で手を動かして絵を描いてみる。すると、目で見て理解していたこと以上の多くのことがわかってきます。アートや美術史に関する数多くの講座やイベントを開催してきた著者によると、参加者の反応が最も大きかったのは有名な絵画作品を自分で描いてみるワークショップでした。タッチを真似てみる、モチーフやテーマのことを考えてみる。なぜそれを描いたのか、なぜそのような描き方をしたのか想像してみる。すると、画家の好みや癖、その絵を描いた時の心情まで、多くのことに考えが及ぶようになるというのです。本書では、有名絵画の模写にとどまらず、画家ごとのタッチやモチーフの選び方などの特徴を分析して、その画風で現代のモチーフを描いてみる試みをしています。その画家が今いたら、果たしてどんな絵を描くのでしょうか?
目次
第1章 静物画(セザンヌ、ピカソ、ゴーギャン、ダリ、ダ・ヴィンチ、ウォーホルほか) 第2章 人物画(マティス、ラファエロ、ムンク、ワイエス、ホッパー、ルノワールほか)
第3章 動物画(クレー、デューラー、ルソー、シャガールほか)
第4章 風景画(モネ、ホックニー、ターナー、ユトリロ、ゴッホほか)
付属物
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