法学・経済学・自然科学から考える環境問題
他著:青木 淳一
他著:秋山 豊子
他著:大平 哲
内容紹介
▼これ一冊で、文理両面から同時に学べます!
安定した地球の未来と持続可能な社会を実現するために、循環型社会、生物多様性、気候変動と地球温暖化について、多様な視点をもった考え方を身につけるのに最適です。
▼3つの環境問題を、法学・経済学・自然科学の専門家がやさしく解説。
▼総合理解を深めるため、身近な問題についてのディスカッションを各章末に掲載。
環境問題の3つの重要なテーマ(循環型社会、生物多様性、気候変動と温暖化対策)について、いま何が問題で、どう解決すべきかを、法学・経済学・自然科学の各分野から解説。また各章の最後では、ディスカッションの形式で、身近な問題について多面的に考えていく。
目次
<u>第1章 循環型社会</u>
1.1 循環する社会をめざす取組み【法学】
1.2 地球の生態システムが循環の基本【生物学】
1.3 経済のしくみを支える自然環境【経済学】
1.4 身近な問題から考える【全員】
調べてみよう、考えてみよう
<u>第2章 生物多様性</u>
2.1 多様性を守らなければならない理由【法学】
2.2 多様になった生物【生物学】
2.3 多様性を守ることの合理性【経済学】
2.4 身近な問題から考える【全員】
調べてみよう、考えてみよう
<u>第3章 気候変動と温暖化対策</u>
3.1 国際的な視点の必要性【法学】
3.2 人類がもたらした温暖化【物理学】
3.3 経済的なしくみによる解決【経済学】
3.4 エネルギーの視点【物理学】
3.5 身近な問題から考える【全員】
調べてみよう、考えてみよう
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索引
コラム目次
[第1章] 環境法の歩む道
水俣病の実態を学ぼう
入山料・入園料の考えかた
カーボンニュートラルと炭素固定化
[第2章] 絶滅鳥類ドードーと「つながり」があった植物
環境基本法の基本理念
スケールフリーネットワークと樹形図構造
種子と遺伝子バンク
絶滅に瀕した生物たち
野生生物の個体数調節
フランスと日本のちがい
[第3章] IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)
法律の目的規定を読む
「食料」と「食糧」
グリッドの安定強化
第6番目の生物絶滅期
ISBN:9784766424461
。出版社:慶應義塾大学出版会
。判型:A5
。ページ数:164ページ
。定価:1800円(本体)
。発行年月日:2017年08月
。発売日:2017年08月07日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TQ。