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アカデミック・スキルズ

実地調査入門

社会調査の第一歩

著:西山 敏樹
著:常盤 拓司
著:鈴木 亮子

紙版

内容紹介

▼調査と分析を行う学生のための、はじめの一歩。

はじめて社会調査を行う学生を対象に、調査の計画・実施とデータ分析の基礎について、事例をふんだんに交えながら説明。データの収集法や分析法はもちろん、成果をレポートやプレゼンテーションにまとめる際のポイントまで解説した入門書。

目次

はじめに

第1章 実地調査ってなに? どんなことをするの?
 1. 「調べる」の意味
 2. 調査を用いたリポートを執筆し発表まで行う場合の基本的な流れ
 3. 調べることが必要な場面
 4. 実地調査を成功に導くためのポイント
 5. 実地調査のスケジュールと人数の問題

第2章 調べ方とデータのいろいろ―どのようなデータを集めるのか―
 1. 同じ研究テーマでの調査方法の分類の事例「商店街活性化に向けた
   ヒントを調べる場合」
 2. データの種類について

第3章 調査の計画立案と準備
 1. 事例から学ぶ「見る」調査(観察調査)
 2. 事例から学ぶ「聞く」調査(インタビュー調査)
 3. 事例から学ぶ「質問票」(アンケート)を用いた調査
 4. 事例から学ぶ「インターネット」を用いた社会調査

第4章 データの視覚化
 1. 本章の位置付け
 2. データ分析
 3. 表をつくる
 4. 表の作成
 5. 分析
 6. Excelによるデータ分析の手順

第5章 データの可視化
 1. 可視化できる要素
 2. チャート
 3. 高度な可視化
 4. 可視化してみよう
 5. アンケートの可視化
 6. 関係性の可視化
 7. まとめ

第6章 研究成果の発表について
 1. 研究成果の発表の流れ(パワーポイントの流れ)
 2. パワーポイント資料の作り方の三大基本事項
 3. 文字ベースのスライド資料の基本
 4. 絵や画像資料をベースとしたスライドの基本
 5. 式のスライドの基本
 6. グラフのスライドの基本
 7. 表のスライドの基本
 8. パワーポイントでのプレゼンテーション実行のポイント
 9. 調査の結果・分析をリポートや論文にまとめる際の注意点

参考文献リスト

おわりに

付録

著者略歴

著:西山 敏樹
西山 敏樹
東京都市大学都市生活学部准教授
1994年に慶應義塾大学総合政策学部に入学。大学院政策・メディア研究科の後期博士課程修了(博士号取得)まで、9年間を湘南藤沢キャンパスで過ごす。2005年4月から大学院政策・メディア研究科特別研究講師(現・特任講師)、システムデザイン・マネジメント研究科特任准教授を経て、2015年より現職。
著:常盤 拓司
常盤 拓司
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程、産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センター特別研究員、千葉商科大学非常勤講師。
著:鈴木 亮子
鈴木 亮子
慶應義塾大学経済学部教授。

ISBN:9784766422566
出版社:慶應義塾大学出版会
判型:A5
ページ数:144ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2015年09月
発売日:2015年09月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB