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ポスト育児期の女性と働き方

ワーク・ファミリー・バランスとストレス

著:西村純子

紙版

内容紹介

▼パートタイム労働は、本当に家庭と両立しやすい働き方なのか?

▼育児が終わり、仕事に復帰する段階の就業女性の「二重負担(仕事・家事)」の多様な実態を描き出すとともに、パートタイム労働・フルタイム労働それぞれにおいてストレスを生み出す要因について、実証研究が生み出した結論とは。

▼“仕事も家族も”を実現させる条件を検証するとともにそれが可能になるような今後の社会・家族のありようを見通す一冊。

目次

序章 再就職後の仕事と家族生活——本書の視点   

第1章 ワーク・ファミリー・バランスをめぐる社会学的研究の展開 
 
第2章 ストレスの社会学的研究の展開
  
第3章 女性の就業の心理的インパクト
  
第4章 ポスト育児期の特徴
     ——就業、役割ストレーン、メンタルヘルスのライフステージ間比較
      
第5章 女性の就業は家族生活上の負荷を高めるか?(Ⅰ)
     ——家事・子育て要因の検討                   
  
第6章 育児期の役割ストレーンの規定要因
     ——家事・子育て要因からの検討 

第7章 女性の就業は家族生活上の負荷を高めるか?(Ⅱ)
     ——仕事要因の検討

第8章 女性の就業とメンタルヘルス
     ——就業による役割ストレーンの緩衝効果 
                            
終章  ポスト育児期の女性のワーク・ファミリー・バランス

引用文献
あとがき
索引   

ISBN:9784766416053
出版社:慶應義塾大学出版会
ページ数:216ページ
定価:3800円(本体)
発行年月日:2009年03月
発売日:2009年03月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBF