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イン・ビボ実験医学を拓く

実験動物中央研究所からの報告1990〜2008

著:野村達次
著:飯沼和正

紙版

内容紹介

「実験動物」と「モデル動物」を用いた実験医学研究の最前線。
▼著者・野村達次が創始者である、財団法人実験動物中央研究所が実現してきた「実験動物」の作出、均質化、量産化を実現。さらに、実験動物を使っての小児マヒやがんなどの研究における新しい試験法の樹立などの成果を具体例で示し、世界の最前線をリードする「イン・ビボ実験医学」「実中研」からの報告として発信する。

目次

まえがき

第Ⅰ章 世界のトップを拓く——90年〜08年にかけての研究成果 (対談) 
1 はじめに
 1990年、それ以前と以後と
2 「ポリオ・マウス」の導入
 「小児マヒ・生ワクチン」の安全性評価と確認に新しい試験法を樹立
3 「rasH2(ラス・エイチ・ツー)マウス」の開発
 「発がん性評価」の新しい試験法を樹立
4 「NOG(ノグ)マウス」の開発
 免疫機能“ゼロ”の実験動物を作出
 —エイズ、白血病などの研究用モデルとして
5 小型サル(南米原産)
 「マーモセット」の実験動物化を実現
6 ラットの品質規格の統一と規格生産化
 「GALAS」連合の結成
    
第Ⅱ章 実中研と、その関連グループ
         
第Ⅲ章 五年のつもりが五十五年もなって (対談)
1 駆動源は何であったか?
 五十五年を支えた“軸”は
2 動物実験の倫理について 
 「ヘルシンキ宣言」の精神、「3R」の思想

あとがき——謝辞にかえて   飯沼和正

ISBN:9784766414998
出版社:慶應義塾大学出版会
ページ数:256ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2008年09月
発売日:2008年09月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD