生命と自己
生命の教養学II
編:慶應義塾大学教養研究センター
編:武藤浩史
紙版
内容紹介
今、「自分」が、「生きている」、とは?
医学、認知科学、天文学、生物学、遺伝学、システム論、精神分析から宗教、文学、アートに至るまで第一線の論者が集結。多彩な視点から、「生命」そして「自己」を考える。
目次
序 生命と自己 武藤浩史
生命と認知 安西祐一郎
生命と脳と自己 養老孟司
生命の自己制作(オートポイエーシス) 河本英夫
生命と表現—リアルとは何か— 斎藤 環
アート・いのち・仏教 秋田光彦
アパルトヘイト・ウォールとパレスチナ—傍観者から当事者へ— 椿 昇
宇宙史における生命 池内 了
生物学的自己—遺伝子/神経系・内分泌系・免疫系 中島陽子
心も遺伝的である 安藤寿康
ヒトとロボットの心—「私」は幻想か? 前野隆司
自然研究者としてのゲーテ—近代ドイツ文学と科学— 石原あえか