日韓共同研究叢書 10
韓国社会と日本社会の変容
市民・市民運動・環境
編著:服部民夫
編著:金文朝
紙版
内容紹介
1987年の「民主化」を契機として市民運動の隆盛をみた韓国、1973年のオイルショック周辺以降、環境運動などの社会変化を生じた日本を比較。
社会の変容を表す「市民」の登場をキーワードにして、地域ガバナンスと市民運動、NPOと政府の関係、家族制度と法(同姓同本不婚制度)など多様な視点から、両国社会の類似性と相違性を日韓両国の社会学者が実証的に分析する。
目次
序 章 一九八〇年代韓国の社会経済的変化 服部 民夫
第一章 日本のNPO部門と政府—NPO関係の変化 李 淑 鍾
第二章 仁川国際空港と「世界化・環境・地域主義」
のマスターフレーム 大畑裕嗣
第三章 地域ガバナンスと市民運動 朴 亨 ※(PARK HEONG-JOON)
第四章 社会運動の労組運動路線 申 光 栄
第五章 韓国と日本の消費者運動に関する比較研究 金 文 朝
第六章 北東アジアにおける環境政策協力の
新たなモデルの模索 李 時 載
第七章 日本の環境庁行政の総括・序説 久野 武
第八章 同姓同本不婚制度をめぐるナショナリズムと家族 瀬地山 角
ISBN:9784766411065
。出版社:慶應義塾大学出版会
。ページ数:320ページ
。定価:3800円(本体)
。発行年月日:2005年02月
。発売日:2005年02月02日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。