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慶應義塾大学東アジア研究所叢書

朝鮮戦争

休戦50周年の検証・半島の内と外から

編著:赤木完爾

紙版

内容紹介

朝鮮戦争休戦50年をむかえた今、その戦争の起源から開戦、休戦と今日の状況を関係各国(韓朝米中ソ)の一次資料を駆使して検証します。

目次


まえがき 赤木完爾

第一部 戦争の起源と展開
第一章 朝鮮人民軍の建軍から対南侵攻へ 鐸木昌之
第二章 「祖国解放戦争」の動員体制 礒崎敦仁
第三章 歴史的視角から見た朝鮮民族部隊の帰国 金 景一
第四章 李承晩と朝鮮戦争 白井 京
——北進統一論を中心に——


第二部 開戦とソ連
第五章 朝鮮戦争とソ連 河原地英武
——開戦への道——
第六章 「国際情勢の変化」とスターリン 今野茂充
——誤認識と朝鮮戦争の起源——

第三部 休戦交渉とその反響
第七章 アメリカと朝鮮戦争 阪田恭代
——限定戦争、休戦、そして統一問題——
第八章 中国の朝鮮戦争停戦交渉 安田 淳
——問題の収斂と交渉の政治問題化——
第九章 朝鮮戦争の停戦交渉と中国の対ベトナム戦略の位相 服部隆行
——朝鮮戦争後の中国の軍事戦略と安全保障問題をめぐって——

第四部 熱戦・冷戦・核兵器
第一〇章 朝鮮戦争における軍事作戦の諸相 田中恒夫
第一一章 対ソ全面戦争観の束縛 八日市谷哲生
——「国家情報予測評価」と朝鮮戦争——
第一二章 中国・朝鮮・インドシナ 狩野直樹
─ 一九五〇年代の米中関係とアジア冷戦——
第一三章 核兵器と朝鮮戦争 赤木完爾

ISBN:9784766410389
出版社:慶應義塾大学出版会
ページ数:396ページ
定価:4000円(本体)
発行年月日:2003年11月
発売日:2003年11月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPK